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ガラス屋の助太刀日記

14.9.7 古い模様入りガラス

古い模様のガラスのお話です 

1960年代中旬頃、板ガラスメーカーの競争により、型板ガラスの模様争いがおこりました。


各々のメーカーによって生産された、多種類の型板ガラス。

いまでは生産が中止された品々が大半を締め、

現在、住居の窓などに納まっているものを除いては、市場には残っているものは少なく

また、品種を調査することさえ困難な品物もあります  


今回、お伺いしたお宅のガラスもそういった廃盤のガラスでした。


こちら、「夜空」というおしゃれな名前がついているんですよ  

製造年度:1988年(昭和63年) 


   



この場合、現在製造されている「型板ガラス」への交換になってきます 

型板ガラスは、片面にでこぼこ模様をデザインしたガラスです。


   


それぞれに個性があって、とっても素敵な模様なので、おしゃれなカフェやレストランでも

デザインとして用いられていたりするのを、最近よく見かけますね 


いくつかの種類でもいいので、復活するといいですね 


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