ガラス屋の助太刀日記

13.9.17 サビサビ

 こんにちは。 台風の通過とともに案件がたてこんでしまって

すっかり更新が遅れてしまいました。 

 

先日、現場調査も行ってきましたが・・・・

すごいまれにみる「サビ割れ」です 

 

   

 建物の共用部分、あちらこちらに

 

   

 

大小ありますが、網入りガラス 全部で13枚。

 

   

 

しかもこちらのマンション築29年でして、残念なことにガラスが【パテ施工】されていまして

交換の際に、ガラスを撤去するのも 時間と労力がかかりそうです 

 

 

 

 

 

【パテ施工 とは】  

ガラスをサッシの中に納める時にいくつかの方法があります。

①グレイジングガスケット構法 (グレイジングチャンネル・ビート施工)

②シーリング構法 (コーキング施工)

③パテ止め構法

 

 この③になりますが、

穴埋め・補修・内装にも使われる素材で、色々種類がありますが

ガラスを止めているタイプは、硬化性のもので、石膏(せっこう)みたいに固まっています。

 

ガラスが拘束され、衝撃が吸収できず、ガラスに直接負荷がかかってしまうので

耐震性が悪く 地震などの際にガラスが割れやすい上に

メンテナンス(交換・劣化・カビなど) する上でもあまり良ろしくないので、

現在では新しい建物に使われなくなっていますが

一部 古い団地やマンション・ビル・店舗にまだ残っています。

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